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mvc bootstrap使い方を詳しく解説!すぐに使えるテンプレートやサンプルコードも配布!

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✓本記事のテーマ
  • Bootstrapとは
  • 準備するソフトやライブラリ
  • Bootstrapを導入する方法3選
  • 最後に動作確認
  • テーブルの使い方
  • ボタンの使い方
  • グリッドシステムを配置

今回は上記のテーマで解説していきます。

細かいところについて詳しく解説していきますので、是非参考にして頂ければと思います。

Bootstrapとは

まずは「Bootstrap」とは何か、から紐解いていきましょう。

BootstrapはCSSのいわゆる「フレーワーク」です。
フレームワークとは「システム開発を楽に行えるように用意された、プログラムとかのひな形のこと」を指します。

開発元はあの有名な「Twitter社」です。
本来であれば、先ほど述べたように「CSS」をすべて、自分の手によって1から組み立てていかないといけません。

作業工程もHTMLとは別にCSSスタイルシートというものを別途組み立てていく必要があるため、非常に作業が面倒であることが多いです。
しかし、この「Bootstrap」では、あらかじめテンプレートやシステムが構築されているので、誰でも簡単にCSSを構築していくことが可能となります。

また、直接HTMLのbodyに書き込めるので、別途でスタイルシートを組まなくてよいのも特徴の1つです。
余談ですが、以前は「Twitter Bootstrap」でしたが、現在では「Bootstrap」と名称が変更されています。

Bootstrapが選ばれる理由

Bootstrapがなぜこのように広く浸透しているかというと、「レスポンシブサイト」に対応しているのが特に大きな理由の1つであることが考えられます。
通常の場合、現在ですと、スマートフォンやタブレット、その他小型端末機器や、パソコン上でも小さく端に寄せられてしまうとサイトの形は崩れてしまいます。

それらを1つ1つ手作業で調節するというのは、かかる時間も労力も恐ろしいほど必要とします。

Bootstrapは、既にそういったものが内蔵されているので、ブラウザの横幅サイズを判断基準として、レイアウトを整えてくれます。
また、個人で好きなように設定するのも簡単です。

準備するソフトやライブラリ

今回使用するものは、主に下記です。

  • TERASOLUNA GFW
  • Spring MVC
  • Bootstrap
  • JQuery Bootstrap

原則、最新バージョンを使用することをお勧めします。

2020年8月現在、最新のバージョンは5のベータ版なので、不具合があるようでしたらバージョン4に戻すのが良いです。

なお、他のソフトにも同様のことが言えます。

Bootstrapを導入する方法5選

導入方法はたくさんありますが、今回は簡単なものから順に解説していきます。

HTMLからCSSファイルを読み込む

コピペするだけなので、非常に簡単です。

1.bootstrap公式ページにアクセス

2.下にスクロールすると「BootstrapCDN」があるので、そこから手に入れます。

3.下記のコードをHTMLの</head>の直前に設置します。

<!– JS, Popper.js, and jQuery –>は、下記のように</ body>の直前に順番通りに入れてください。
すべて反映させたHTMLが下記となります。
余談ですが、body直下のdivタグにclass=”container-fluid”を追加すると、画面の大きさに合わせて画面いっぱいにコンテンツを表示してくれるようになります。

アプリ経由でBootstrapを読み込む

2つ目はアプリ経由でBootstrapを読み込みます。
事前にCSSファイルをダウンロードしているのが前提になります。

TERASOLUNAでは<mvc:resources>タグが設定済みで、src/main/webapp/resourcesディレクトリに配置したCSSファイルが自動的に公開されるようになっています。

※ちなみに、CSS等のリソースはウェブサーバーやAPサーバーで公開します。なので、アプリで公開するとかはありませんのでご安心ください。

Beanで定義されたファイルが下記です(spring-mvc.xml)

このままで大丈夫です。

また、ディレクトリの設定例は下記の通りです。

DLしたBootstrap及びJQueryはsrc/main/webapp/resources/appディレクトリに設置します。
当然ですが、CSSはCSSファイルへ、JSはJSファイルへ組み込みます。

JSPファイルの設定例は下記の通りです。

アプリ公開用のパスを指定します。

BootstrapのCSSファイルとJSファイル、JQueryのJSファイルを読み込みます。

※CDNとの大きな違いは、EL式を利用してアプリケーション内のパスを指定している部分となります。

WebJarsを活用してBootstrapを読み込む

3つ目の方法として、WebJarsを利用していきましょう。

MavenでCSSやJSファイルを取得するとほぼ自動でアプリに組み込むことができます。

<mvc:resources>タグを設定していきます。

すると、WebJarsで取得したCSSファイル等を公開できるようになります。

WebJarsで取得できるものはかなりメジャーなものだけになります。

なので、ライブラリーで必要なファイルが取得できるか確認しておくことをオススメします。

Mavenファイルの設定例(pom.xml)

続いて、dependenciesタグ内にwebjars-locatorとBootstrapとJQueryを追加します。

Beanファイルの設定例(spring-mvc.xml)

locationに/webjars/の中に<mvc:resources>タグを格納していきます。

そして、<mvc:resource-chain>タグを用意して、<mvc:resources>タグ内に格納していきます。

JSPファイル設定例

アプリを公開するパスを設定していきます。

それぞれのファイルを読み込む作業をしていきます。

  • Bootstrapの以下2つ
  • CSSファイル
  • JSファイル
  • JQueryのJSファイル

bootstrapを導入したら動作確認を忘れずに

実際にアプリを起動してみましょう。
ブラウザの開発者ツールを開きます。

「ネットワーク」を確認して、参照ファイルの取得画面で「200 OK」になっていれば、完了です。

正常にBootstrapが適用されています。

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つまり、どんな端末から見ても形の崩れてない綺麗な、本来こちらが見せたかったありのままを見せることが可能となります。

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