この記事では、そもそもSpringBootとは何なのか?どういった特徴があるのか?などについて簡単に説明していこうと思います。
ですが前提として、フレームワークやSpring Frameworkについて知っていた方が理解しやすいと思うので、まずそちらから説明していこうと思います。
フレームワークとは?
フレームワークとは、開発環境をより効率化させるためのツールです。
開発をする上での土台やひな形のようなイメージを持ってもらえれば大丈夫です。
とても便利なので、開発現場ではフレームワークを使うことがほとんどになります。
Spring Frameworkとは?
Spring Frameworkとは、Webアプリケーションを開発する時に用いられるフレームワークです。
色々な機能がありとても便利なのですが、それらの機能を使いこなすためには、それぞれの仕様を理解したうえで設定を行う必要があります。
慣れている人からすれば便利なだけなのですが、1から使い始める人にとってはハードルが高くなってしまいます。
そこで登場するのがSpring Bootです!
Spring Bootとは?
Spring Bootとは、Spring Frameworkベースのアプリケーションを、誰でも手軽に作成できるようにしてくれるフレームワークです。
Spring Bootを使えば、開発の効率を格段に上げてくれます!
では、SpringBootのどういったところが効率を上げてくれるのか?について、少し紹介していきたいと思います。
Spring Bootのここが凄い!
①アノテーションによる記述量の削減
アノテーション(@Controllerなど)を使うことによって余計なコードを記述せずにすみ、記述量を減らすことができます。
記述量が減るので、必然的に記述ミスも減らすことができます。
②面倒なXML設定ファイルを記述しなくてもいい
XML設定ファイルは1文字でも間違えると起動できなかったり、複雑になればなるほどエラーが起きた時に特定するのが難しくなるなど、かなり負担が掛かります。
しかしSpring Bootを使えば、必要最低限の記述のみで各種設定を自動で設定してくれるので、その負担を減らすことができます。
③サーバーが内蔵されていて、直接サーバーを起動できる
一般的なWebアプリケーション開発では、アプリケーションとは別にサーバーを準備して、開発したアプリケーションをそこに追加して動かす必要があります。
しかし、Spring Bootにはサーバーが内蔵されているので、わざわざサーバーを準備する必要がなく、直接サーバーを起動して実行することができます。
以上の3つが、SpringBootが効率をあげてくれる主な理由になります。
イメージしずらいかもしれませんが、実際にSpringBootを使って開発をしてみると、その凄さを実感できると思います!
まとめ
Spring Bootをうまく使えれば、色々なWEBアプリケーションをより効率よく作成することができるようになります。
Spring Bootは人気なフレームワークなので、情報が多く調べやすいです。
ぜひ調べて習得してみてください!